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川の流れに身をまかせ
目黒雅叙園100階段のお手伝いの、お話をお家元先生からいただき、とても、感謝しております。
大作の作る工程や、人がどれだけ必要か花材などの量、など、沢山のお勉強をさせていただき貴重な体験を今後にも、活かせていけたらと、思っております。
今回、床の間の隣のスペースを家元社中大野先生、三須社中加藤先生、と一遊の3人で、任されました。
寸法など見て、小さい作品が、沢山あるより。3人で一緒に合作してみませんか?と、1ヶ月前に提案し。それから、構想イメージ、タイトルなど、考えました。
床の間の色が落ち着いていたので、華やかなイメージのオンシジュームを使い、鏡を使う事をイメージして、また、文化財保護の為、傷や水の心配をなくす為、花器や剣山はつかわない作品にしました。
川が流れていて、その川面に映る花や、真上から見た景色と、畳の上に座って見てもらう景色を違う景色にしたいと、考えました。
そのヒントになったのが、昨年、一遊の作品を見てくれていた2歳位の男の子。この男の子の見てる目線を意識したら、作品っていろんな角度から、みると、見え方って違うから面白い作品ができると、考えました。
遠くから、引いて見たり
座って見たり、立って見たり。いろんな角度で、みせようと考えた、作品になり。鏡を使う効果も、あらわれました。初めから、暗い部屋の照明をどのように取り入れるか考え、鏡を取り入れ。光を集めることに成功しました。
華やかなオンシジュームが鏡の光に反射して、黄色が映えました。
緑のアスパラが注文少なくて、品種も違い、朝当日、ヒラメキ、ドウダンの白塗りを入れようと、考えました。それが流れのポイントになり、みなさんに素敵で変わっていて、発想がいいですね。と、お褒めのお言葉をいただき。3人で一緒に当日考えながらできた、合作は、楽しい時間の共有と、技術の進歩になりすごくお勉強になりました。